ミラクリ

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【140文字の文学者】 燃え殻さんのコトバに救われていく日常

 

遊びの要素が強いツール「Twitter」で救われることがある。

見知らぬ誰かの言葉に救われたり、悩んでいたことへのヒントを見つけたことは一度や二度ではない。

 

燃え殻

 

燃え殻さん(@Pirate_Radioをご存知だろうか?

彼が奏でる140文字は、ほとんど”文学”と言ってもいい。

 

彼が体験したこと、考えたこと、感じたことを表現した140文字が、まるで自分の目の前でも起こったかのような錯覚をする。そして知らない間に、自分の過去と重ねあわせて共感してしまう。

 

・光と影

・希望と絶望

・理想と現実

一見は暗いように見える彼の文学のなかには、必ずコントラストがあり、だからこそ読んだ後には希望を授かる。

 

とくにお気に入りの9個のツイートと、コラムを紹介する。

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戦う場所の選択

 

 

泣けたなぁ。

管理部でトップ評価されてから、営業部に異動したらまったく成績を残せず、”ホープ”から”クズ”となって奈落の底に突き落とされたような絶望を味わったことを思い出した。

 

でも、それでいいんだよね。

参考:「窓際族」から勝ち組になれたのに虚しかった経験。人のために働く大切さ。

 

 

自分だけが分かる安心感

 

 

自分だけが分かる安心感ってある。

集団でははみ出し者、そして今でも不適合者であり続けるくせに、一緒にいると落ち着く友だちが何人かいる。

 

一般的な居場所はなくても、安住できる場所がきっとある。

参考:大人としてバランスを取らなきゃ…! 無理する友人に伝えたこと。

 

 

自分自身で決断すること

 

 

名言マニアには心がない。

名言マニアのタイムラインや人生そのものが誰かの受け売りでしかなくて、響くものはない。

 

ノイズを捨て、ただ自分の気持ちと向き合うこと。

参考:「”受け身”ではなく、主体的に仕事をしたらどう?」と言われて決意したこと。

 

 

前に進む勇気と、逃げる勇気

 

 

日々成長し、前進することが理想的。

でも本当に辛いときに、ちゃんと逃げた人も褒めるべきだ。

 

「逃げてはいけない、努力不足だ。」その言葉だけを抱き続けると摩耗する。

参考:「諦めること」は前向きなプロセス。 苦行を手放し、勝てるフィールドへと移動すること。

 

 

自分のダメさも笑いに変える

 

 

ポジティブ教も幸せかもしれない。

でも、絶望を知らない人のポジティブさはどこか軽い。

 

天と底、その両方を見た人の明るさには、言葉では言い表せないエネルギーがある。

参考:「ポジティブ教」に入信したければ、まずは絶望を経験するべきだ。

 

 

得意なことと、苦手なこと

 

 

苦手なことがあるのは当たり前で、隠す必要はない。

環境を変え続けることが得意な人もいれば、同じ場所で粘ることに幸せを見出す人もいる。

 

それが本当に美徳? 本当に善?

いつもこの問いを自分のなかに持っておきたい。

参考:「もう死にたい…」 悩める友人からメールがきたときの回答。

 

 

幸せの基準

 

 

便利な世の中になればなるほど、「人の基準」に溢れていく。

ググれば分かる、キュレーションに選んでもらう、そうしている内に誰かの基準に染まり、自分の感性が失われる。

 

便利さとは対極にある「非合理」を追求することは幸せだ。

参考:「自意識過剰で、人目を気にし過ぎることに悩んでいます。」

 

 

「正しいこと」は、いつも痛い

 

 

あまりにも露骨な現実は、人の心を刺してしまう。

「正しさ」「中立」「客観性」が成熟した大人の証かのように言われるが、自分の物差しを持った人がオトナだ。

 

「正しさ」よりも「楽しさ」に目を向けたい。

参考:「社会人としての一般常識」なんか、全然あたり前じゃないから。

 

 

若さと、純粋さ

 

 

知識・経験が増えると、何かを形容するのが上手になる。

でも、こ慣れた表現を身につけるほど、熱さ、鋭さなどのエネルギーは失われていく。

 

文章がうまくなりたい、上手に喋りたい、本当にそうだろうか?

人の心にズシンと届けばそれでいい。

参考:3つのブログに震えた…。 心が揺さぶられる文章の特徴

 

 

自らのコトバで救われ、人にも希望を与える

燃え殻さんが、珍しくこんなコラムを書いていた。

 

ネットの世界の「面白い」の鮮度の短さは異常だ。「お前、ムカつく」の気持ちの途切れ方の早さも無常だ。その世界でボクは4万の人に向けて別になんでもない日常に起きたトホホなことを140字で書いてみた。それは自分の閉ざされた社会人の21年間への復讐でもあったし暇つぶしでもあった。

 

〜中略〜

 

ネットが出来ようがスマホが発達しようがちゃんとボクの毎日は息苦しい。あの時みたいに、あの頃みたいにボクはちゃんと今でも寂しく、誰かに見つけてほしくてたまらなかった。ひやかしと気まぐれでもいい、誰かにここに自分はいるという事を知ってほしかった。

 

可視化された孤独は倍寂しい時すらあった。

引用元:夜に紛れて | 昨日と今日

 

最初は暇つぶしで始めたコミュニケーションツールも、知らない間にフォロワーが集まり、今や約5万人がツイートを心待ちにするようになった。

 

決して誰かを喜ばせようとしたわけではない。

何気ない日常を削りながら打ち込んだ140文字が共感を呼び、ときに目をそらしたくなるような現実を描きながら、結果として多くの人を呼び込んだ。

 

表現してスッキリすることもある。

逆に表現することで闇が深くなることもある。

 

燃え殻さんのツイートは、彼そのものであり、彼は自らのコトバでしか救われない。

彼は今日もどこかで身を削っている。

 

燃え殻:@Pirate_Radio

参考:嫉妬に狂ったときほど「8人の天才」に触れ、エネルギーに換えていく。

 

ミラクリから一言

暑かったら水を飲んで! 夜はハイボールを!

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