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うつ症状の診断チェックを活用しよう

「うつ病かもしれない」と感じたとき、いきなり心療内科等へ行くのはなかなか勇気がいるものです。

ぼくも、初めて心療内科へ行ったときは不安でたまりませんでした。

気分の落ち込みや動悸、手汗、不眠症などの症状を自覚していましたが、まさか自分が「うつ病」だとは信じられず、これくらいの症状で診察を受けたら医師にどのように思われるだろうと、不安を感じていました。

ぼくの場合は、妻に後押しをされ、なんとか心療内科へ足を運ぶことができましたが、ひとりでは決断できなかったように思います。そして、受診がもう少し遅れていたら、もっと重症化していたかもしれません。

ぼくと同じように、うつ病かもしれないと感じながらも、どうすることもできずにいる人に勧めたいのが、インターネットでできるうつ症状の診断チェックです。

一時的な症状であれば問題はありませんが、「うつ病」に該当するものが複数ある場合は、病院へ行くサインと受け取ったほうが良いでしょう。

うつ症状の診断チェックとは、どのようなものなのかを解説します。

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鬱かも?気になるうつの初期症状

うつ病になるまでには、いくつかの段階があり、ある日急に発症するわけではありません。

うつ病になる前の段階として、抑うつ気分、抑うつ状態があります。

誰しも日常生活において、しんどいことや辛いことがあると、気分が落ち込みます。この状態を「抑うつ気分」といい、たいていは気分転換や時間の経過によって改善されます。

この抑うつ気分が悪化すると、意欲や思考が低下しい、「抑うつ状態」になります。これは、うつ病の一歩手前と言われており、回復できないまま2週間が過ぎると、ついにうつ病まで進行してしまうのです。

初期段階で心身の異変に気付くことができれば、うつ病になる前の対処も可能です。また、初期段階で治療するのと、うつ病になってからでは、完治するまでのスピードが変わりますので、「調子がおかしい」と気づいたときは、できるだけ早く心療内科等に行きましょう。

うつの初期症状として、次のような例があります。

「うつになる前の兆し、初期症状」

  • 物事を楽しめない
  • さまざまなことへの興味が失われた
  • 集中が続かない
  • すぐにイライラする
  • 決断することができない
  • 頭痛、胃痛
  • 肩凝り、腰痛
  • 先のことが不安になる
  • 忘れ物や物忘れがおおい
  • 不眠症(逆に眠りすぎる)
  • 目眩、耳鳴り
  • 動悸がする
  • 食欲不振(逆に食欲過多)
  • 疲れがなかなかとれない

いきなり心療内科を受診するのは、あまりにハードルが高すぎると感じる人は、インターネットでうつ症状のチェックをしてみるのも有効な手段です。

鬱かもしれないと思ったら気軽に症状をチェックしてみよう

「うつ病」という言葉が社会的に浸透した今では、心療内科や精神科に行くことへの抵抗感はずいぶん減ってきていると思います。

しかし、鬱かもしれないと感じながら症状を放置し、うつ病を患ってしまった…そんなケースが多いのが現実です。

ぼくの場合、うつ病と診断されるまで、うつに関する知識がほとんどなく、初期症状には気づいていましたが、うつが起因しているとは思いもよりませんでした。

そのため「時間がたてば治るだろう」と鬱を甘く見ていたのです。

今思うと、不眠症や動悸が始まった頃に、もっと積極的に原因を探ればよかったと思います。そうすれば、うつ病にならずに改善することもできたかもしれません。

もし「鬱かもしれない」と思い当たるなら、まずは「うつ病診断チェック」を利用して、症状を分析してみてはどうでしょうか。心療内科等へ行くよりも、ずっと気軽にできるのでおすすめです。

無料でできるうつ症状の診断チェックリスト

インターネット上には、無料で簡単にうつ病の診断チェックができるサイトがいくつかあります。

例えば、@メンタルヘルス 無料診断チェックのサイトでは、21個の質問によってうつ病傾向をチェックすることができます。

このうつ病 診断チェックはアメリカのペンシルバニア大学の精神科医アーロン・T・ベック博士によって考案された、抑うつの程度を客観的に測る自己評価表「ベックのうつ病自己評価尺度(Beck Depression Inventory)」を元に分かりやすく作成したものです。
ベックのうつ病自己評価尺度は抑うつの程度を客観的に測る自己評価表として広く用いられいているもので、全21問の質問に回答することによってうつ病の状態を数値化し、客観的にうつ病の傾向を測定することが出来ます。

抑うつの重症度を測定してくれるこの診断は、世界的に広く使用されており、心療内科等でも活用されています。

ぼくがそうであったように、うつ病になったことがない人は、心身の不調を鬱と結び付けられないものです。

「無料診断チェック」で自分の状態を客観的に見て、うつ病の可能性が高かった場合は、勇気をもって心療内科等を受診しましょう。

実際にうつ症状の診断チェックリストを使ってみた感想

うつ病の無料診断サイトは、評価方法がほぼ共通しています。質問には複数の答えが用意されており、最も自分に近いものを選択すると、それが数値化され、うつ病の重症度を判定できるのがおおよその流れです。

質問はサイト毎で異なりますが、いずれもうつ病の症状に関わる内容になっています。

例えば、気分についての質問で、次の5つの選択肢から1つを選びます。
・特に気分は沈んでいない
・気分が沈んでいる
・いつも気分が沈んでいて、悲しみから抜け出せない
・ひどく辛くて不幸で、とても苦痛だ
・ひどく辛くて不幸で、もう耐えられない

鬱症状があらわれたときは、もがき、苦しむことがほとんどなので、今の状態を客観的に振り返ることは、医師に相談する際にもとても役立ちます。

正直言って、ぼくも最初は「ネットの無料診断なんか役に立つの?」と、ちょっとバカにしていましたが、今では「役に立つ!」と断言できます。自分のことは自分がいちばん理解しているようで、実は何も分かっていない。それが鬱の時期であれば尚更だからです。

うつ病の可能性を知ることで、早期対策ができます。うつ病の可能性を知るためには、第三者に客観的に判断してもらうことが必要。そして、まず最初に相談できる人が、実は「無料診断チェック」だったりするのです。

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うつ症状の診断チェックは受診の際にも活用できる

うつ症状の診断チェックは、自己診断に役立つだけでなく、心療内科等で自分の症状を伝えるときにも便利です。

うつ病はあくまでも「心の病」です。

例えば「骨折」のようにレントゲンで診断できるものは分かりやすいですが、うつ病は患者と医師がコミュニケーションをしながら、症状の度合いを診断していきます。つまり症状を的確に伝えることができなければ、医師としても正確な治療をすることができません。

ただ、うつ病になったときは、自分のことを客観的に振り返られる余裕はありませんので、「無料診断チェック」などで今の状態を整理しておきましょう。

うまく言葉で説明しにくい症状も、チェックシートを活用すれば分かりやすく医師に話すことができますので、ぜひ活用してみてください。

うつ症状の診断チェックはあくまでも「目安」として活用する

ここまでうつ症状の診断チェックについて紹介してきましたが、最後に大切にしたい考え方を紹介します。

それは診断チェックはあくまでも「自己診断をするためのもの」であるということです。診断チェックの結果は、あくまでも「目安」「傾向」として考え、もし「うつ病の可能性は低い」と診断されても、心身の調子が悪ければ病院に行きましょう。

診断チェックだけを頼りにせず、気分が落ちこんだり、やる気がない状態が続く場合は、休養をとる、もしくはしっかりと睡眠を取ることを心がけましょう。それでも回復しない場合は、医師に相談してみてください。

診断チェックはあくまでもツールであり、うつ病の診断を確実に行えるものではありません。その点だけは注意して、今の状態を客観的に振り返るために有効活用しましょう。

以下の記事は、ぼくが作ったストレス診断のチェックリストです。心身のメンテナンスに活用してください。

 - 症状と傾向

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