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チームラボ:猪子寿之の極論(前編) クリエイティブは特別な才能ではない!

 

92-01

番組名:TOKYO DESIGNERS WEEK

放送局:日本テレビ

司会:茂木健一郎(@kenichiromogi)、清川あさみ(HP

ゲスト:猪子寿之(@inoko21)(チームラボ:代表取締役)

 

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「自分のことを普通だと思っている」のが本当の変人

茂木:大好きなんだよ。ぼくは脳科学者として変人が好きなんですよ。日本の中では変人の代表格だよね。

 

猪子:でもぼくは、ぼく自分のことを本当に普通だと思ってるんですよ。

 

茂木&猪子:はい、本当にそうですね〜〜〜(棒)ありがとうございました(笑)

 

モノを作る時、ユーザーになりきるために19歳の人と同居した

猪子:ぼくは基本的に人間はそんなに皆変わらないと思っていて、だから個性とかあまり興味ないんですよ。

状況とか経験とか体験が今を決定していると思っていて。ロジェクトがあるユーザーをターゲットにしていたら、そのターゲットになりきってみたり。

 

茂木:で、19歳の子と同居??なりきってみたの?

 

猪子:なりきれてるかどうか分からないけど(笑)

 

茂木:確かに19歳の時に何を考えてたか忘れてるよね。

 

猪子:忘れちゃってますよね。でも一緒にいると思いだしてくるんですよ。あぁ俺もそう思ってたなぁとか。

 

茂木:それをからっぽと。個性って大したこと無いってどう思う?

だいたい自分がふんだんに持っているものは興味ないんですよ。お金持ちはお金に興味ないし(笑)

 

「個人」ではなく、「場」で発想する

猪子:やっぱりぼくらはみんなで考えるので。ぼく自身が考えてるわけでもないし、誰かが考えてるわけでもないし。大袈裟に言うとその「場」が考えてくれてるっていう感覚があるから。

 

茂木:クリエイターってどうしても「個性が大事だ!」とか「オリジナリティが大事だ!」とか言いがちなんだけど、そうすると意外と貧しい世界に行ってしまうんですよね。恐らくAppleもGoogleもそうやってるんじゃないかな?

 

猪子:そう思いますよね。今は専門分野がどんどん複雑になってきてるので、やっぱり一人だけの専門分野だと、なかなか考えられないんですよね。統合的になってるので。

 

ルーズソックスを生んだ東京に見る「文化の純度」

猪子:ぼくは結構文化って好きで。文化ってどうやって発生してるんだろうって興味があって。

ルーズソックスは誰が生んだんだろう?って話ですよね。もちろん誰かが生んだわけではないんだけど、でも誰かが生んでるわけですよね。

 

10年前からすると考えられないぐらいのスピードであのフォーマットが出来て、しかもすごいクオリティの、ほぼ東京中の女子高生が同じクオリティを担保するぐらい文化の純度が高いもの。他人から見れば全く新しいものを生むわけですよね。

 

ぼくが興味あるのは、東京はどういうものを積み上げたからアレが生めたのか。もしくは東京のコミュニティがどういう密度だったから、そしてあの文化の純度に行くためにはどういう積み上げがあったのかに興味がある。

 

チームラボもそうありたいと思ったんですよね。

 

クリエイティブとは、積み上げてきたものの上にあるもの

猪子:全部じゃないですけど。アイディアとテクノロジーは比較的セットだと思っていて。

実現できないアイディアは良いアイディアとは呼ばないと思うんですよ。

例えば「どこでもドアという概念を思いつきました。ここを開けたらどこでも行けるんです」みたいな。それは良いアイディアとは呼ばないと思うんですよ。

 

明治維新は、もちろん産業革命というのが背景にあって。ハンパない技術革新が行われたわけですよね。

現代で言えば、情報化社会が始まって、デジタルテクノロジーという新しい領域が生まれて。

方向性を見失いながらも世界中の人がバンバン技術を進化させてくれて。そういうものがチームラボに勝手にアイディアをくれてるとも言える。

 

茂木:本当にそうだよね。実現できないアイディアは言ってもしょうがないし。

現代はテクノロジーがその辺に転がってるじゃない?それを知らないとアイディアも生まれないよね。

 

猪子:テクノロジーを知るとアイディアはでてきますよね。

これは自分の中でですけど、クリエイティブはいきなり天から降ってくるものではなく、今まで単純に積み上げてきたものの上に、ちょこっとあるものという感覚で。

ぼくらがラッキーだったのは、テクノロジーを世界中の優秀な人たちがバンバン進化させてくれるから、ぼくらもその一員ではありたいんですけど、それが自分たちにアイディアをくれてるように感じるんですよね。

 

お絵描き水族館

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*自分で描いた絵をスキャンをすれば、ディスプレイ上で実際に泳ぎだす。

餌をあげると寄ってくるなどのエフェクトもある。

 

まだかみさまがいたるところにいたころのものがたり

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*象形文字が上から降りてきて、その文字を触るとイメージが出てくる。

「象」を触ると象のイメージが出てきたり、「雨」を触ると雨が降り出して、一つの物語が生まれる。

 

天才ケンケンパ

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*普通にケンケンパしても楽しいし、△△と踏めば△、赤赤と踏めば赤くなるなどのエフェクトがある。

 

光のボールでオーケストラ

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 *色ごとに違う音が出るボールで、みんなで叩くことによってオーケストラになる。

 

個人主義を叩きこまれている子どもたちに、「共創」を体験をしてほしい

猪子:日本の教育って、すごい個人主義すぎるな思って。

徹底して個人主義を叩きこまれてるような気がしてて。宿題も個人でしなさい、テストも個人する、評価は絶対個人。

チームでの結果じゃなくて、個人での結果のみが評価で。

 

でも大人になると、個人よりもチームでやることになって、お互いが得意な違うものを組み合わせて何かを作るのが重要になってきて。

だから何か共同でする創造的な体験を子供にしてもらいたいなと思って、そういうものを作りました。

 

雲プロジェクト

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*世界初の雲に絵を描くプロジェクト。

タブレットに描いた絵が、洗車のような巨大プロジェクターで雲に転写される。

 

まとめ:クリエイティブとは天才のものではない!

クリエイティブな発想力は、個性的で特殊な人のひらめきから生まれるような気がしてしまいます。

でも猪子さんは「今までの積み上げてきたものの上にチョコっとあるもの」と言っており、これは勇気をもらえる言葉です。

 

必要な情報と知識をしっかりと積み上げること、そしてそれをうまく組み合わせる思考のトレーニングができれば、誰しもが天才と呼ばれる猪子さんのようになれる可能性があります。

 

クリエイティブは特殊なものではないのです。

 

後編はこちら!

チームラボ:猪子寿之の極論(後編) この世に天才はいない!

 

今回のミラクリ:未来へのヒント

・人間はそんなに変わらない。クリエイティブとは今まで積み上げたものの上にあるもの

・「個人」ではなく「場」で発想することに意識を向けたい

・個人主義で教育されるこどもにこそ、共創の概念を体験してほしい

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