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【検索できない生き方】情報化社会では「会わなければ理解できない人」が最高にクールである。

 

Google検索

著名人の名前をGoogle検索してみると、その人のプロフィールや活動履歴が分かり、SNSを通じて直接コンタクトをとることができる、いまはそんな時代だ。一般人であってもFacebookをやっていれば、実名でググってみると自分のアカウントが上位表示されるし、会社のホームページに名前を載せている人、ブログをやっている人は更に情報が表示される。

 

しかし最近の自分の体験から、そんな時代だからこそ検索には表示されない人、つまり “会わなければ理解できない人” が最高にクールだと感じている。

 

ホームページも作らない、ブログ・SNSもしない人たちに会って感じたこと

最近になって、本来であればなかなかお会いできない人たち(経営者・クリエイター)と知り合うことができた。

彼ら「会社のホームページを持っていない」「ブログもやらない」「SNSもやらない」そんな人たちだ。ちなみに彼らの年齢は20〜40代で、いわゆる「ワシはインターネッツ? あれはどうも疎くてな…」みたいな人たちではなく、スマホやタブレットを使いこなし、仕事ではメール、LINE、チャット、クラウドストレージを活用している。

 

つまり「デバイスやインターネットを使えるのに、クローズド空間でしか使っていない人たち」ということだ。

 

そんな人は小さなビジネスをしているのでは?とか、悪いことをしているから情報開示ができないのでは?とか、そんな理由は全くなく、むしろそれぞれの分野で数億の商売をしている。そして多岐にわたる仕事をしているので、実際にお会いして話を聞いても「一言では言い表せない」という感想を持つ。

 

彼らのことを深く理解するには付き合い続けるしか方法は無く、そういったミステリアスで自分の知らない世界に生きる人たちと付き合うことで、自分の人生は大きく開けていくのだ。

参考:【自分を信用しないこと】他人の言葉を自分化して受け入れる。すると想像もしなかった方向に道が開ける.

 

「ヒューマンSEO」には弱くても、濃厚な人的ネットワークをつくる人たち

お別れ

 

数年前に「ノマドワーカー」が話題になった。

彼らは「複数のキーワード(自分の強み)を発信することで、ソーシャルメディアを通じて仕事を獲得する」そんなスタイルを取っていた。

 

ブログなどのサイト運営でも「SEO(Search Engine Optimization)」が重視され、サイトの分かりやすさはもちろんのこと、キーワードをハッキリさせることでGoogleからの評価が高くなり、検索で上位表示されるようになる。例えがITブログでApple関連の情報ばかり発信していれば、読者へのメッセージもハッキリし、Googleからの評価が高くなるため、結果的に巨大なメディアに成長することもあるのだ。

参考:ブログのイメージが逆転する… ちきりん著「自分メディア」はこう作る!.

 

先ほどのノマドワーカーの件は、それをリアル社会に置き換え、自分の強みをハッキリさせた「ヒューマンSEO」と呼べるかもしれない。しかしぼくがお会いしてきた「検索できない人たち」は「ヒューマンSEO」に弱い。検索しても情報がない、ホームページすら無いのであれば、連絡する手段はひとつに限られている。

 

それは「人を介して紹介してもらうこと」だ。

 

ビジネスでも恋愛でもいい、自分が懇意にしている人に第三者を紹介した経験がある人なら分かるかもしれないが、「紹介する」という行為は意外に敷居が高い。なぜなら自分が懇意にしてる人に対しては「信頼できない人(変な人)」は間違っても紹介できないからだ。(例えば、そのときは遊びでしかない彼氏・彼女をわざわざ両親に紹介しないハズだ。)

 

「検索できない人たち」は連絡経路を絞ることによって、人脈の広がりを限定する。

SEOを意識して自分のキーワードを発信せずとも、紹介を通じて濃厚な人脈を築いていく。結果的に信頼できる良い人たちばかり囲まれた良質なネットワークを築いているのだ。無闇やたらと人とつながりたがる現代において、かなり貴重な存在といえる。

参考:孤独の向こう側にあるつながりと人脈.

 

*断っておくが、ここまでの話は「個人情報(プライバシー)管理」、最近の言い方にすると「忘れられる権利」のことを言いたいわけではない。

 

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不特定多数の人とつながりまくることにメリットはない

ぼくは基本的にブログを毎日更新しているし、Twitterでも比較的アクティブに発信している(Facebookはあまりやっていない…)し、何かしらの情報発信はした方がいいと人にも伝えてきた。なぜなら今となっては「リアルとネットの垣根」など存在しないと考えているからだ。

 

現実的にブログやTwitterを通してお会いした方も何人もいるし、みんな何かのキーワードに興味を持ってコンタクトを取ってきてくださったり、自分からコンタクトを取ったりした。そしてもはや「実名か? 匿名か?」のようなこともほとんど関係なく、キャラクターが確立されていればどちらだって良いのだ。(実際、SNSでは匿名ユーザーに数千、数万のフォロワーがつくことも多く、キャラが確立されていれば情報発信の信頼が担保されるのだ。)

参考:Twitterはオワコンとか言われてるけど、生々しく評価される市場と同じだよ。.

 

しかし発信し過ぎることにはデメリットもあると考えている。

それはあまりにも赤裸々に発信することで興味が消費され、「会わなくてもネットで見ていれば十分」と思われてしまうことだ。「ネット情報だけで十分」と思われてしまうような人は「厚みがない」とも言えるかもしれないが、だからこそ色々と知った上でミステリアスな部分が残されており、「実際に会って話を聞きたい!」と思われる人は最強だ。

 

ぼくはTwitterでフォローする方は「興味がある人」と「実際にやり取りしたことがある人」だけに限定し、それ以上には広げていない。それは「弱いつながり」を肥大させて、情報収集に四苦八苦したり、その人に対する興味を消費してしまうという本末転倒なことにしたくないことと、できるだけリアル社会に近い人脈のあり方を採用しているからだ。

 

「インターネットの可能性」に酔ってしまい、不特定多数とつながりまくることに、ぼくは全く意義を感じない。

参考:結局「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」です。意識高い人、ごめんな。.

 

インターネット社会だからこそ、”会わなければ理解できない人” の付加価値が高い

ミステリアスな人

 

インターネット上にできるだけ自分の情報を載せておくことにはメリットもあるかもしれない。

出会うはずのない人と会えたり、どこからか仕事がもらえたり、予想もしなかったチャンスを掴めることもあるかもしれない。しかしそんなシンデレラ・ストーリーなんて実際にはごくわずかな事例でしかなく、結局はみんな「近しい人」からの紹介や情報で人生が成り立っているのだ。(ちなみに現代社会では、ネット上で仲が良いだけの「会ったことがない人」でも立派な「近しい人」だ。)

参考:「旧社会にいたらヤバい」チームラボ:猪子寿之氏が語る新時代の「大人」とは?.

 

しかし人としての付加価値に目を向けてみると「検索できる人」と「検索できない人」であれば後者の方が高いことは間違いない。

 

「ホームページ、ブログ、SNSを利用しなければ、どうやって自分を認知してもらうの?」と言う人もいるだろうが、それはSNSの構造と同じく、自分の近しい人からどんどん広げていけばいいのだ。それは一見すると時間がかかるように思えるかもしれないが、インターネットを通じてチャンスを掴むのがごく僅かな事例であることを考えれば、実際は同じことなのだ。

 

ぼくはこれからもブログとTwitterを中心に情報発信をしていくつもりだ。

しかし今後は流行りのSNSに片っ端からアカウントを取っていくようなことは止め、アウトプットの場を計画的に限定していこうと考えている。自分にとって大事なのはあくまでリアル社会であり、インターネットはそのためのツールでしかない。

 

これからは「会えない人」「検索できない人」「シンプルな人」の存在価値が高まっていく、そんな生き方をしていきたい。

参考:【欲求を見極める】所有物を減らせば生き方がシンプルになり、選択肢を増やすほど、感動から遠ざかる。.

 

ミラクリから一言

そして「検索できない人」に会えた時の感動はヤバい。

 - 人間関係

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