うつ病の原因になるストレスを徹底解説

うつ病は心と身体に起こる病気であり、気分を変れば治るものではありません。

ぼくもいろんな方法で気分転換を試みたり、なんとかネガティブな思いを払拭しようと努力しましたが、気持ちだけが焦ってしまい、結局は疲れきった日々を過ごしていました。

そのような症状が出始めてからも、まさか自分がうつ病だとは思ってもいませんでした。家族の勧めで医師に相談し、はっきりと「うつ病」と診断されてからも、しばらくは信じられませんでした。

しかし自分がうつ病になり、鬱という病について理解し始めると、「うつ病はだれにでも起こりうる病」だと感じました。他人事ではないうつ病は、どのような原因で患ってしまうのでしょうか?

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うつ病は何が原因で起こるのか?

うつ病とは何が原因で起こるのかを解説していきます。

うつ病の原因になる過剰なストレス

うつ病の原因は、実ははっきりとは解明されていませんが、脳の神経伝達物質の働きが鈍くなることや、環境的な変化、身体的な変化によるストレスが重なり、発生すると言われています。

ここでストレスの具体例を挙げてみます。

  • 家族や親しい人を失う
  • 家族関係、人間関係のトラブル
  • 就職、転職、結婚、離婚などのライフスタイルの変化
  • 妊娠、育児などの環境の変化
  • 身体の慢性的疲労
  • 出産、更年期などの身体の変化
  • 栄養素の著しい偏りによる身体のストレス
  • 病気による痛み・倦怠感・ストレス
  • 仕事の失敗による落ち込み・ストレス
  • 財産を失うことへの不安・恐怖・ストレス
  • 温度や湿度によるストレス

これらは誰しもが当てはまるものばかりで、単体ではうつ病の原因にはなり得ません。しかし、環境の変化や不安が重なり、過剰なストレスが溜まることがきっかけとなり、うつ病を引き起こしてしまいます。

嬉しさ・喜びも実はストレスとなる

結婚や妊娠のようにうれしい出来事であっても、実はストレスになるんです。なぜなら「今までの生活が変わる」という意味では、喜びも悲しみも同じことだからです。

人間は不安なく生きられるように現状維持を望みますが、これは決して悪いことではなく、動物の本能です。例え喜ばしいと思われる出来事であっても、現状が変わることが過度なストレスになり、脳はそれを拒否するんですよね。

ぼくがうつ病になったときも、前述したストレスが5つ以上当てはまっていました。うれしいと感じていたことも含めて、気づかない内にストレスが溜まっていたんだと思います。

うつ病の原因となるストレスと自律神経の関係性

うつ病の原因となりやすいストレスは、実は自律神経と大きな関わりがあります。自律神経とは何なのでしょうか?

自律神経の乱れは脳と身体のリズムを大きく狂わせる

自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。

  • 交感神経・・・脳と身体を動かしやすくする。主に日中に働く。
  • 副交感神経・・・脳と身体をリラックスさせる。主に夜に働く。

これらが正しく機能していると、日中は交感神経の働きにより活発に行動し、夜は副交感神経の働きによりしっかりと睡眠をとることができます。

ところがストレスが溜まると自律神経に乱れが生じ、交感神経と副交感神経が逆転して働いてしまいます。つまり日中にリラックスして眠たくなり、夜は活発になって不眠症になるのです。

自律神経は、自分の意識できる範囲だけでなく、心臓の動きや呼吸などにも深く関係しています。身体機能をコントロールしている自律神経が乱れれば、知らないうちに身体のあちこちに支障をきたしてしまいます。

自律神経の乱れが悪化すると自律神経失調症となり、最悪の場合うつ病になるのです。

ストレスが溜まることで交感神経が過剰に働いてしまう

ストレスが蓄積されると自律神経に乱れが生じやすくなるのは、過剰に交感神経が働いてしまうからです。

なぜ交感神経が働くのかと言うと、生命に危険を及ぼすストレスを回避しようとするからです。

交感神経が過剰に働くと、副交感神経がほとんど働かなくなります。副交感神経が働かなくなると、「眠れない」「身体の疲れがとれない」「リラックスできない」状態となり、身体を休める時間を失います。

睡眠不足や身体の疲れが、心身にいい影響を与えるはずがありませんよね。このようにストレスが交感神経に影響を与えて、身体の正常な働きをどんどんと奪っていくのです。

ぼくもうつ病になった当時はいつも体がだるかったです。また、いつもならあっという間に眠れるのに、一睡もできず朝を迎えたことが何度もありました。不眠は本当につらい経験でした。

「”できない”と言うな。できる理由を考えろ」のキツさと、対処法。

日常生活にある様々なストレス

日常生活の意外なところにストレスは潜んでいます。

  • 受験や就職試験のプレッシャー
  • 親や上司からの期待
  • 漠然とした将来への不安
  • 受験や仕事の失敗
  • 怒りや悲しみの感情を我慢する
  • 長時間の通学や通勤
  • 引越し、転校、転職

上記を見れば、「こんなことでストレスだなんて甘えだ…!」と言いたくなる人がいるかもしれません。ただ、人から見れば些細なことでも、自分にとっては重要なこと、またその逆もあると思います。

ストレスを抱えたときに自分を責めるのはやめましょう。そして、家族や友人がストレスを抱えたときにも責めるのではなく、ストレスの原因を理解し、軽減することに目を向けましょう。

ぼくは以前まで「ストレスが溜まる」という実感がありませんでしたが、それは「転職や仕事の失敗ぐらいでストレスが溜まるわけがない」という過信だったのだと思います。

ストレスを溜めこまないようにしよう

ストレスの原因が明確な場合は、原因を解決するか、気持ちが落ち着くまではあえて原因となるものを遠ざけることが大切です。

なかなか回避できない環境や身体の変化もありますが、何らかの対策や予防をすることで、ストレスは軽減できます。

ストレスの原因を放ったらかしにしていると、自分では認識できない内に心がすり減ってしまいますので注意しましょう。

以前のぼくがそうであったように、「自分はストレスなんて感じない…」と過信せず、身体や生活環境に大きな変化があったときは、ストレスを解消する方法を準備しておきましょう。

映画、読書、趣味、スポーツ、仲間との交流、なんでもあると思います!

ストレスを診断するチェックリストは以下の記事で。


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2 件のコメント

  • 失敗で落ち込んで、失敗が恐怖となっていました。
    しかし、これを読んで少し勇気がわいてきました。
    ありがとうございます。

    • マルボロマンさん

      よかったです^^
      元気が出るまではマイペースにやってください。

      わざわざコメントありがとうございます!

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